君はまだここにいるのかね。もう5,000時間も行き場を求め、闇の中で苦しんでいるんだね。早く解放してあげてよ。みんなそう思っているよ。でも、声を忘れた。直視することさえ忘れた。だって、自分も前がわからないんだよ。
君の姿を見るたびに、あの津波さえあの地震さえ起こらなければと。切ないね。
シベリアから白鳥も鳴瀬川にきたよ。
もう、そろそろ動き出さないとね。”こころ”まで錆びてしまうよ。